出処進退(読み)シュッショシンタイ

デジタル大辞泉 「出処進退」の意味・読み・例文・類語

しゅっしょ‐しんたい【出処進退】

出て官途にあることと、しりぞいて民間にあること。役職にとどまることと役職を辞すること。身の振り方。「出処進退を明らかにする」

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精選版 日本国語大辞典 「出処進退」の意味・読み・例文・類語

しゅっしょ‐しんたい【出処進退】

  1. 〘 名詞 〙 官に仕えることと民間に退くこと。また、その職にとどまることと辞職すること。身の振り方。
    1. [初出の実例]「其徒を見て、以正が為人と出所進退の名人なる事を知たぞ」(出典:古文真宝笑雲抄(1525)一)

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四字熟語を知る辞典 「出処進退」の解説

出処進退

官に仕えることと民間に退くこと。また、その職にとどまることと辞職すること。身の振り方。

[使用例] こういう時の出処進退は、全く相手の思わく一つで極る[夏目漱石坑夫|1908]

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