出期(読み)しゅつご

精選版 日本国語大辞典 「出期」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐ご【出期】

〘名〙 仏語。この世間の苦しみからぬけ出る時期
※愚迷発心集(1213頃)「生死の広海に没在し、六趣に輪廻して出期あること無し」
※四座講法則(鎌倉末)涅槃和讚「現在はげむ事なくば、生死の出期(シュツゴ)なかるべし」 〔無量寿経‐下〕

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