デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「出来島小ざらし」の解説 出来島小ざらし(初代) できしま-こざらし ?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者。女歌舞伎出来島長門守(ながとのかみ)の門流。若衆方から若女方となる。寛文のころ名声をあつめ,延宝3年(1675)江戸市村座の立女方をつとめる。また多門庄左衛門,初代玉川千之丞,初代花井才三郎と加賀節を創始した。 出来島小ざらし(2代) できしま-こざらし ?-1707 江戸時代前期の歌舞伎役者。若女方岸田小才次の甥(おい)で,初代の門弟。元禄(げんろく)8年若衆方から若女方となり,江戸森田座,市村座で活躍した。宝永4年1月27日死去。初名は出来島小山三。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by