出歯亀(読み)デバカメ

デジタル大辞泉 「出歯亀」の意味・読み・例文・類語

でば‐かめ【出歯亀】

《明治41年(1908)風呂帰りの女性を殺害した女湯のぞきの常習者、池田亀太郎という出っ歯の男のあだ名から。「でばがめ」とも》のぞきをする男。また、痴漢変質者

でば‐がめ【出歯亀】

でばかめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出歯亀」の意味・読み・例文・類語

でば‐かめ【出歯亀】

  1. 〘 名詞 〙 ( 明治四一年(一九〇八)、女湯のぞきの常習者で、出っ歯の植木職池田亀太郎という男が、東京大久保で性的殺人事件を起こしたところから ) 女湯をのぞくなど変態的なことをする男、転じて、好色な男の蔑称
    1. [初出の実例]「彼に類する行を為す者は誰でも出歯亀といひ、二代目三代目と云ふやうになりて」(出典:東京二六新聞‐明治四一年(1908)六月一七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む