出水里(読み)いずみのさと

日本歴史地名大系 「出水里」の解説

出水里
いずみのさと

「播磨国風土記」にみえる里。「和名抄」には記載されない。地名はこの村に寒泉が出ることによるといい、この里を南流する美奈志みなし(現龍野市と現新宮町との境にある亀の池を水源とする中垣内川)の名の由来を詳述する。伊和大神の子石竜比古命と妹石竜比売命が水争いをした。男神が山の岑を踏んで平坦にして水を北方の越部こしべ村に流したのを妹神が見て、櫛をもって流水を堰止め、溝を開いて南方いずみ村に流した。そこで男神は下流に来て今度は流れを西方桑原くわばら村に流そうとしたので、妹神はついに許さず密樋(暗渠)を作って泉村の田に流した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む