出職(読み)デショク

デジタル大辞泉 「出職」の意味・読み・例文・類語

で‐しょく【出職】

よそに出かけて仕事をする職業左官・庭師など。⇔居職いじょく

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精選版 日本国語大辞典 「出職」の意味・読み・例文・類語

で‐しょく【出職】

  1. 〘 名詞 〙 自宅以外の現場に出かけて仕事をする職業。左官・鳶職・庭師の類。⇔居職(いじょく)
    1. [初出の実例]「仕事師のやうな出職(デショク)ものは書入れだけれども」(出典:戊辰物語(1928)〈東京日日新聞社会部〉上)

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世界大百科事典(旧版)内の出職の言及

【出稼ぎ】より

…灘の酒造地では,丹波杜氏,但馬杜氏,能登杜氏などが有名であり,広島では三原杜氏などが知られている。 鍛冶屋のうち,鍬や鎌などの農具を作る野鍛冶には出職が多かった。彼らはそれぞれの縄張をもち,季節的に農村を回り,そこで農具を作ったり,修理をしたりした。…

※「出職」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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