居職(読み)イジョク

デジタル大辞泉 「居職」の意味・読み・例文・類語

い‐じょく〔ゐ‐〕【居職】

自宅仕事をする職業。また、その人。裁縫師印判師など。座職。⇔出職でしょく
「―に飾の金物をこしらえ」〈一葉にごりえ

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精選版 日本国語大辞典 「居職」の意味・読み・例文・類語

い‐じょくゐ‥【居職】

  1. 〘 名詞 〙 印判師、裁縫師などのように、自宅にいて仕事に従事する職業。また、その人。居職人。⇔出職(でしょく)
    1. [初出の実例]「ゐぢょくをするせむしの七」(出典:滑稽本・寒紅丑日待(1816‐26)めでたい事)
    2. 「としごろ四十ぐらい居じょくていの男」(出典:安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二)

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普及版 字通 「居職」の読み・字形・画数・意味

【居職】きよしよく

在職

字通「居」の項目を見る

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