函蓋(読み)かんかい

精選版 日本国語大辞典 「函蓋」の意味・読み・例文・類語

かん‐かい【函蓋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かんがい」とも ) 函(はこ)とその蓋(ふた)。転じて、二者がよく合致すること、よく相応ずるもののたとえにいう。
    1. [初出の実例]「共在于端籬之影、同出乎擁護之懐、函盖(カンカイ)相応」(出典太平記(14C後)九)
    2. [その他の文献]〔大日経疏‐三〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「函蓋」の読み・字形・画数・意味

【函蓋】かんがい

器蓋。

字通「函」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android