函蓋(読み)かんかい

精選版 日本国語大辞典 「函蓋」の意味・読み・例文・類語

かん‐かい【函蓋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かんがい」とも ) 函(はこ)とその蓋(ふた)。転じて、二者がよく合致すること、よく相応ずるもののたとえにいう。
    1. [初出の実例]「共在于端籬之影、同出乎擁護之懐、函盖(カンカイ)相応」(出典太平記(14C後)九)
    2. [その他の文献]〔大日経疏‐三〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「函蓋」の読み・字形・画数・意味

【函蓋】かんがい

器蓋。

字通「函」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む