刀山(読み)トウセン

デジタル大辞泉 「刀山」の意味・読み・例文・類語

とう‐せん〔タウ‐〕【刀山】

地獄にあるという、刀剣を植えた山。つるぎの山。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刀山」の意味・読み・例文・類語

とう‐せんタウ‥【刀山】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せん」は「山」の呉音 ) 仏語。地獄にあるという、刀剣が林立している山。つるぎの山。とうざん。
    1. [初出の実例]「彼阿鼻城〈略〉眼如電、牙如剣、歯如刀山」(出典往生要集(984‐985)大文一)
    2. [その他の文献]〔観仏三昧海経‐五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android