刀山(読み)トウセン

デジタル大辞泉 「刀山」の意味・読み・例文・類語

とう‐せん〔タウ‐〕【刀山】

地獄にあるという、刀剣を植えた山。つるぎの山。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刀山」の意味・読み・例文・類語

とう‐せんタウ‥【刀山】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せん」は「山」の呉音 ) 仏語。地獄にあるという、刀剣が林立している山。つるぎの山。とうざん。
    1. [初出の実例]「彼阿鼻城〈略〉眼如電、牙如剣、歯如刀山」(出典往生要集(984‐985)大文一)
    2. [その他の文献]〔観仏三昧海経‐五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android