刀玉(読み)カタナダマ

大辞林 第三版の解説

かたなだま【刀玉】

小刀・玉などを次々と投げ上げては受け、また投げ上げる曲芸。古く散楽中の一曲として西域から中国を経て伝わり、のち、猿楽や田楽の中で演じられ、江戸時代には放下師・太神楽の芸となった。品玉しなだま

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精選版 日本国語大辞典の解説

かたな‐だま【刀玉】

〘名〙
田楽(でんがく)などで、数本の刀を空中に投げ上げて数人で曲取りをする芸。また、その曲芸師。
※発心集(1216頃か)八「田楽、猿楽なんどの中に、刀玉といひて、危きわざする者あり。是を見れば、刀六つを三人してとる」
② (刀の曲芸から「刀玉にあぐ」の形で用いる) 刀で切る対象。
※浄瑠璃・源義経将棋経(1711頃)一「乗そんぜば、おろしも立ず、刀玉に上て切殺すぞ」

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