日本歴史地名大系 「刀那神社」の解説 刀那神社となじんじや 福井県:鯖江市戸口上村刀那神社[現在地名]鯖江市上戸口町 宮ノ脇上戸口(かみとのくち)の西、字宮(みや)ノ脇(わき)に鎮座する。祭神建御雷男(たけみかずちのお)命・伊弉冊(いざなみ)尊。明治期に入って村内の氏神六社を合祀した。旧社地は上戸口の刀那坂で、多くの社殿が甍を並べた大社であった。延元年中(一三三六―四〇)平泉(へいせん)寺(現福井県勝山市)の衆徒が三峰(みつみね)城にこもった時、その兵火にかかり全焼したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by