刀那神社(読み)となじんじや

日本歴史地名大系 「刀那神社」の解説

刀那神社
となじんじや

[現在地名]鯖江市上戸口町 宮ノ脇

上戸口かみとのくちの西、字みやわきに鎮座する。祭神建御雷男たけみかずちのお命・伊弉冊いざなみ尊。明治期に入って村内の氏神六社を合祀した。旧社地は上戸口の刀那坂で、多くの社殿が甍を並べた大社であった。延元年中(一三三六―四〇)平泉へいせん(現福井県勝山市)衆徒三峰みつみね城にこもった時、その兵火にかかり全焼したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android