分書(読み)わかちがき

精選版 日本国語大辞典 「分書」の意味・読み・例文・類語

わかち‐がき【分書】

〘名〙
文字をつらねて語句文章を書く時、言語単位の区切れを明らかにするため、単位と単位との間をあけて書くこと。また、その書き方。日本語では単語ごとに切る書き方、文節ごとに切る書き方がある。分別書き。
吉里吉里人(1981)〈井上ひさし〉二二「漢字の使用は不可、全文仮名のわかち書き」
② 小さな字で二行に分けて書くこと。注などを本文の中に書き入れる時などに行なう。割書き。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「分書」の読み・字形・画数・意味

【分書】ぶんしよ

八分書。

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