分林保三(読み)ワケバヤシ ヤスゾウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「分林保三」の解説

分林 保三
ワケバヤシ ヤスゾウ


職業
能楽師(観世流シテ方)

生年月日
明治42年 1月14日

出身地
京都府

経歴
分林孝之助の長男として生まれる。大正7年観世元義に入門、同年10月初舞台を踏む。のち杉浦友雪に師事。24歳で独立し、「鸚鵡小町」「姥捨」を披く。京都能楽界の最長老で、きめ細かな所作の舞と芯のある声の謡で知られた。平成13年親子4代で舞台に立ち話題となった。

所属団体
日本能楽会

没年月日
平成15年 2月23日 (2003年)

家族
長男=分林 弘一(能楽師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「分林保三」の解説

分林保三 わけばやし-やすぞう

1909-2003 大正-平成時代の能楽師シテ方。
明治42年1月14日生まれ。分林孝之助の長男。分林弘一の父。大正7年観世元義(かんぜ-もとよし)の門にはいり,のち杉浦友雪にまなぶ。昭和50年日本能楽会会員。平成15年2月25日死去。94歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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