切分ける(読み)キリワケル

デジタル大辞泉 「切分ける」の意味・読み・例文・類語

きり‐わ・ける【切(り)分ける】

[動カ下一][文]きりわ・く[カ下二]切って分ける。切りはなして別々にする。「ケーキを―・ける」「問題を―・けて原因を探る」

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精選版 日本国語大辞典 「切分ける」の意味・読み・例文・類語

きり‐わ・ける【切分】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]きりわ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 切って分ける。ばらばらにする。
    1. [初出の実例]「又、忠綱をうつとやおもひけん、太刀ふりまはし、大勢の中をきりわけてはしりより」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)
    2. 「ここらに割符(さいふ)と云は、紙に物のいわれをかいて中か刀できりわけて一方を人にやるぞ」(出典:詩学大成抄(1558‐70頃)二)

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