切川村(読み)きれかわむら

日本歴史地名大系 「切川村」の解説

切川村
きれかわむら

[現在地名]安来市切川町

今津いまづ村南部の東に位置し、北は飯島はしま村。吉田よしだ川が流れる。正保国絵図に村名がみえ、元禄十年出雲国郷帳によると、高一千三八四石余、うち永荒が四一五石余あり残高九六九石余、寛文四年(一六六四)には本田高一千三四九石余・新田高五石余。「雲陽大数録」では高九八〇石。「郡村誌」によると田一二〇町五反余・畑八町五反余・宅地六町三反余・山林二九町五反余、戸数一三三・人数五六三、牛二二、荷船(五〇石以下)五・車一五。物産は大根・藍葉・実孫・西条柿蜜柑蕪菁

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android