西条柿(読み)サイジョウガキ

デジタル大辞泉 「西条柿」の意味・読み・例文・類語

さいじょう‐がき〔サイデウ‐〕【西条柿】

柿の一品種。広島県西条付近から産する。つるし柿ころ柿などにする。

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精選版 日本国語大辞典 「西条柿」の意味・読み・例文・類語

さいじょう‐がきサイデウ‥【西条柿】

  1. 〘 名詞 〙 カキの代表的な栽培品種。古く、広島県東広島市西条付近で栽植されていたのでこの名がある。品質優良な渋柿樹勢も強い。果実卵形で二〇〇グラムにもなり、つるし柿やころ柿にする。中国四国地方に広く栽植される。〔大和本草(1709)〕

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デジタル大辞泉プラス 「西条柿」の解説

西条柿

鳥取県岡山県などで生産される渋柿。形状は細長く、四条の溝ができる。脱渋すると上品な甘みが生まれる。とろけるような食感美味。広島県東広島市西条付近が原産地とされ、13世紀頃にはすでに栽培されていたと考えられている。脱渋して生で食するほかあんぽ柿などにも加工される。

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