刈る(読み)カル

デジタル大辞泉 「刈る」の意味・読み・例文・類語

か・る【刈る/×苅る】

[動ラ五(四)]
伸び茂っているものを根元を残して切り払ったり、切り取ったりする。「草を―・る」「髪を―・る」
演劇で、俳優や時間その他の都合により、上演中の脚本一部分を省略して演じる。
[可能]かれる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刈る」の意味・読み・例文・類語

か・る【刈・苅】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 草木頭髪など、むらがって生えているものを短く切りさる。切り払う。
    1. [初出の実例]「天の八十毘良迦(やそびらか)を作りて海布の柄を鎌(かり)て、燧臼(ひきりうす)に作り」(出典古事記(712)上)
    2. 「むなしく春かへし、夏植うるいとなみありて、秋かり冬収むるぞめきはなし」(出典:方丈記(1212))
  3. 演劇用語。俳優や時間の都合で、上演中の脚本の一部を省略する。一部の場面を抜いて上演する。「脚本の一部を刈って上演する」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む