刈山古墳群(読み)かりやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「刈山古墳群」の解説

刈山古墳群
かりやまこふんぐん

[現在地名]出雲市馬木町

神戸かんど川が出雲平野に流入する地点、左岸側丘陵にある後期群集墳。四二基の古墳からなり、その内容は前方後円墳三・円墳三一・方墳四・墳形不明三・消滅一である。石材が散在しているものがかなりあり、主体部は横穴式石室が多いと思われる。前方後円墳は一号が全長約三二メートルと最も大きく、二号墳(同約二九メートル)・三号墳(同約一六メートル)と続く。円墳は径九―一五メートル、高さ一―三メートルの規模である。当古墳群の北東端には小坂こさか古墳(県指定史跡)の名で知られる二八号墳がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む