別府田間村(読み)べつぷたまむら

日本歴史地名大系 「別府田間村」の解説

別府田間村
べつぷたまむら

[現在地名]加世田市本町(ほんちよう)

武田(たけだ)村の北に位置する。加世田名勝志に当村は加世田郷の地頭仮屋より北東三町余の位置にあるとみえることから、現在の本町付近にあたると思われる。同名勝志には「従往古人家無御座候」と記され、門百姓は配置されていなかった。「西藩野史」によると、文明二年(一四七〇)一月二〇日に島津忠国が加世田別符で死去し、「享年六十八、別府田間に葬る、加世田麓の東北の田中也、廟を爰に立て六角堂と号す」と記される。現在、墓を覆っていた六角堂は消滅しているが、改葬された忠国の墓所が麓(ふもと)町の加世田郵便局南側にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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