利田上野村(読み)りたうわのむら

日本歴史地名大系 「利田上野村」の解説

利田上野村
りたうわのむら

[現在地名]立山町上野うわの

常願寺川の右岸に沿い、南は日置ひおき村、東は立泉寺りゆうせんじ村。天平五年(七三三)丹波国の高藤義貞が開拓したという伝承がある(五百石地方郷土史要)正保郷帳に利田上野村とみえ、高八六石余、田方四町九反余・畑方八反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では上野村として草高九二石、免四ツ三歩、明暦二年の新田高七石、小物成は鮭役九匁・鮎川役四匁・野役二九匁・桑役一七匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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