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芦峅寺 あしくらじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

芦峅寺
あしくらじ

富山県南東部,立山町の常願寺川右岸の河岸段丘上の地区。富山市の南東約 20kmのところにある。立山山頂に峰本社をもつ雄山 (おやま) 神社の祈願殿,宿坊があって,岩峅寺とともに立山信仰の基地として栄えた。芦峅寺地区一帯約 25万 km2は立山風土記の丘という史跡公園として整備されており,資料館,旧嶋家住宅 (重要文化財) ,旧有馬家住宅などがあり,周辺にはスキー場,国立立山少年自然の家などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

芦峅寺
あしくらじ

富山県中新川(なかにいかわ)郡立山(たてやま)町の一地区。常願寺(じょうがんじ)川右岸段丘上に位置し、江戸時代は一山33坊5社人を中心に立山信仰登山の基地の宿坊として栄えた。現在、山小屋を経営し、山で生活する者が多い。六地蔵磨崖仏(まがいぶつ)や雄山(おやま)神社祈願殿、「風土記(ふどき)の丘」などがある。[深井三郎]

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世界大百科事典内の芦峅寺の言及

【立山】より

…立山は平安時代から修験道行者の手で開かれ,室町時代には広く知られるようになった。江戸時代になると,山麓の芦峅寺(あしくらじ)を中心に神仏混淆(こんこう)の宗教的色彩が強まり,死者に会える山として諸国からの登山者を集めた。1972年立山黒部アルペンルート(全長約86km)が完成。…

【立山[町]】より

…富山地方鉄道が通じる中心集落の五百石(ごひやつこく)は松本開開拓地の中心として開けた市場町で,第2次大戦前から製紙や繊維などの工場が進出し,1960年代中ごろには非鉄金属の工場が立地した。常願寺川沿いにある芦峅寺(あしくらじ),岩峅寺は,立山信仰登山の根拠地で,現在も山小屋経営者,山岳ガイドなどが多い。丘陵部では越中瀬戸焼の瓦製造が行われる。…

※「芦峅寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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