制法(読み)セイホウ

精選版 日本国語大辞典 「制法」の意味・読み・例文・類語

せい‐ほう‥ハフ【制法】

  1. 〘 名詞 〙 制定された法律。定められた規則。規則。法律。法令
    1. [初出の実例]「新制官符下知之後、制法更緩」(出典:権記‐長保二年(1000)五月八日)
    2. 「某(それがし)(わざ)と御制(セイ)法候はんずる事を背て〈略〉制(セイ)法を破る罪科一に非ず」(出典太平記(14C後)三三)
    3. 「不羇自由の市民等互に同盟して各制法を設け」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
    4. [その他の文献]〔塩鉄論‐刑徳〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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