前川虚舟(読み)まえかわ きょしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前川虚舟」の解説

前川虚舟 まえかわ-きょしゅう

?-? 江戸時代中期-後期篆刻(てんこく)家。
大坂の人。細字の篆刻にすぐれ,1寸(約3cm)四方の石に「赤壁賦(せきへきのふ)」をきざみ,頼春水に賞賛されている。名は利渉。通称は一右衛門。別号に石鼓館。印譜に「稽古(けいこ)印史」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android