細字(読み)ホソジ

デジタル大辞泉 「細字」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐じ【細字】

肉の細い文字。⇔太字

こま‐じ【細字】

こまかい文字。さいじ。

さい‐じ【細字】

細かい字。小さい文字。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「細字」の意味・読み・例文・類語

さい‐じ【細字】

  1. 〘 名詞 〙
  2. こまかい文字。こまかく書いた文字。小さい文字。また、ほそい文字。
    1. [初出の実例]「先杉原一枚を折て法華経一部八巻並開結二経を細字に書たるあり」(出典:太平記(14C後)一一)
    2. [その他の文献]〔顔氏家訓‐養生〕
  3. 相撲番付下段に、小さく書かれた醜名(しこな)。また、番付の下位相撲取り。〔随筆・相撲今昔物語(1785)〕

ほそ‐じ【細字】

  1. 〘 名詞 〙 線の細い字。肉細の字。「細字の万年筆」 〔造本印刷(1948)〕

こま‐じ【細字】

  1. 〘 名詞 〙 細かい文字。小字。さいじ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「細字」の読み・字形・画数・意味

【細字】さいじ

小字。

字通「細」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android