前後を弁えず(読み)ぜんごをわきまえず

精選版 日本国語大辞典 「前後を弁えず」の意味・読み・例文・類語

ぜんご【前後】 を 弁(わきま)えず

  1. ぜんご(前後)も知らず
    1. [初出の実例]「今日所労殊増、大略如前後」(出典玉葉和歌集‐元暦元年(1184)九月七日)
    2. 「吉三郎は此女にここちなやみて前後(センコ)を弁(ワキマヘ)ず」(出典:浮世草子好色五人女(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む