デジタル大辞泉 「前後を忘れる」の意味・読み・例文・類語 前後ぜんごを忘わす・れる 興奮したり、酒に酔ったりして、一時、善悪是非の判断ができなくなる。また、正体がなくなる。前後を失う。前後を忘ぼうず。「道楽に―・れてのめりこむ」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「前後を忘れる」の意味・読み・例文・類語 ぜんご【前後】 を 忘(わす)れる 興奮したり衝撃を受けたり、あるいは異常事態に接したりして、その場の状況がうまく判断できなくなる。また、酔ったり眠ったりして正体がなくなる。前後を失う。前後を忘ずる。前後を覚えず。[初出の実例]「こころの程を語らせけるに身をふるはして前後(ゼンゴ)を忘(ワス)れ」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例