前期中等教育(読み)ゼンキチュウトウキョウイク

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精選版 日本国語大辞典 「前期中等教育」の意味・読み・例文・類語

ぜんき‐ちゅうとうきょういく‥チュウトウケウイク【前期中等教育】

  1. 〘 名詞 〙 中等教育の前半分の期間に受ける教育。初等教育発展で、後期中等教育に引き継がれる段階の教育。日本の六・三・三制における中学校の教育、アメリカジュニアハイスクールがこれにあたる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の前期中等教育の言及

【中等教育】より

…アメリカの6・3制運動はその典型の一つであるが,そこでは新しい中等教育を青年の発達段階に応じて〈青年期教育〉としてとらえる教育観がみられるようになった。 戦後日本の学制改革が新制中学校を〈前期中等教育〉として義務教育化し,新制高等学校を〈後期中等教育〉として準義務教育化したのは,そのような〈青年期教育〉の発想にもとづくものであったといってよい。しかし,その後の高度成長期における高校〈多様化〉政策と高校全入運動との対立に端的にみられるように,そこには高校入試問題や教育課程の編成問題等,未解決な問題がたくさん残っている。…

※「前期中等教育」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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