前田利声(読み)まえだ としかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前田利声」の解説

前田利声 まえだ-としかた

1835-1904 幕末大名
天保(てんぽう)6年2月17日生まれ。前田利保(としやす)の7男。兄利友(としとも)の養子となり,嘉永(かえい)7年越中富山藩主前田家12代。藩政をめぐり父と対立し,安政4年宗家金沢藩主前田斉泰(なりやす)から「御病気につき御引籠(おひきこもり)」を申しわたされた。明治37年2月16日死去。70歳。初名は利由。通称は房之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android