前田川(読み)まえだがわ

日本歴史地名大系 「前田川」の解説

前田川
まえだがわ

北川尻きたかわしり川・免田めんでん川・大口おおぐち川ともいう。宝達ほうだつ山頂付近を水源とし、西流して平野部で大坪おおつぼ川・杓田しやくでん川を合せて日本海へ注ぐ。流路延長五・九一キロ。河口砂丘を貫通するためしばしば流路を変更したらしく、嘉永六年(一八五三)巡見道筋手絵図(羽咋市役所蔵)・明治四二年(一九〇九)地形図によると、現在南へ約五〇〇メートル離れた大海おおみ川と河口付近で合流しており、「羽咋郡誌」も免田川は下流大海川と合流して日本海に入ると記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android