前輩(読み)ぜんぱい

精選版 日本国語大辞典 「前輩」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐ぱい【前輩】

  1. 〘 名詞 〙せんぱい(先輩)
    1. [初出の実例]「兄已得賢主栄務、窺前輩之範模、矯今時之枉曲」(出典:済北集(1346頃か)九・答宏知客)
    2. 「文与可は坡より前輩で有ほどに、貴て夫子と云ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)七)
    3. [その他の文献]〔孔融‐与曹操論盛孝章書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「前輩」の読み・字形・画数・意味

【前輩】ぜんぱい

先輩。〔甌北詩話、八〕(元遺山の詩)同時李冶(劉鋳)(い)ふ、其の~樂府(がふ)は則ち雄頓挫、俗を用(もっ)てと爲し、故を變じて新と作(な)し、輩不傳の妙を得たりと。

字通「前」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android