前野外新田(読み)まえのとしんでん

日本歴史地名大系 「前野外新田」の解説

前野外新田
まえのとしんでん

[現在地名]新潟市前野外新田

中野小屋なかのこや村の南、西にし川右岸に立地し、南は保古野木ほこのき村。元禄郷帳に中野小屋村枝郷前野新田村とあり高一三六石四斗。「皇国地誌」には明治九年(一八七六)の調べで民家九・社一、男三〇人・女三〇人とあり、農船九艘。「四面皆耕地ニシテ年々水害アリ」と記す。集落北方に、おさき地蔵堂がある。伝説によると、享保年間(一七一六―三六)アゴナシ地蔵を訪ね各地を行脚していたおさきという娘が当地で倒れ、百姓治右衛門の家で介抱を受け再び旅立った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む