剛体バネモデル(読み)ごうたいバネモデル(その他表記)geospring model

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「剛体バネモデル」の意味・わかりやすい解説

剛体バネモデル
ごうたいバネモデル
geospring model

海洋プレート先端が,周辺の別の海洋プレート大陸プレートに衝突して,高密度のプレートが,年間数 cmの速さで相手のプレートに沈み込むとき,上部にある低密度のプレートの先端の一部が引きずられて沈み込む。しかし,それがある程度沈み込むと,ひずみを減少させる方向で,元の状態に戻ろうとする現象が起こり,これが剛体バネの性質に似ているために,剛体バネの原理を用いて,これらの現象を説明することがある。このモデルを剛体バネモデルという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む