剣の太刀(読み)ツルギノタチ

デジタル大辞泉 「剣の太刀」の意味・読み・例文・類語

つるぎ‐の‐たち【剣の太刀】

つるぎたち」に同じ。
少女の床のが置きし―その太刀はや」〈・中・歌謡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「剣の太刀」の意味・読み・例文・類語

つるぎ【剣】 の 太刀(たち)

  1. ( 「つるぎ」「たち」と同意の語を重ねて強調したものか ) 鋭利な刀。切っ先を両刃とした太刀。また単に、刀の意。つるぎたち。
    1. [初出の実例]「少女の 床のへに 吾が置きし 都流岐能多知(ツルキノタチ) その大刀はや」(出典古事記(712)中・歌謡)

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