剣池(読み)つるぎのいけ

日本歴史地名大系 「剣池」の解説

剣池
つるぎのいけ

石川いしかわ村東部、孝元天皇剣池嶋上つるぎのいけのしまのへ陵をめぐる石川池か。「日本書紀」開化天皇五年の条に「剣池嶋上陵」、同書応神天皇一一年一〇月条に「剣池・軽池・鹿垣池・厩坂池を作る」とあり「古事記」応神天皇段にも築池の記事がある。また「日本書紀」舒明天皇七年七月の条に「是の月に、瑞蓮、剣池に生ひたり 一茎に二つの花あり」と記し、皇極天皇三年六月の条にも「剣池の蓮の中に一つの茎に二つの萼のある者有り」とみえ、豊浦大臣(蘇我蝦夷)が「是、蘇我臣の栄えむとする瑞なり」と称したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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