剥身絞(読み)むきみしぼり

精選版 日本国語大辞典 「剥身絞」の意味・読み・例文・類語

むきみ‐しぼり【剥身絞】

  1. 〘 名詞 〙 しぼり染めの一つ白地藍色のかすかに現われている染色。その形が、あさりのむき身をうつわに盛ったさまに似ているところからいう。
    1. [初出の実例]「ぬし、むきみしぼりにしや。おれが仲蔵嶋にしよふ」(出典:洒落本・甲駅新話(1775))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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