剥離細胞学(読み)はくりさいぼうがく(その他表記)exfoliative cytology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「剥離細胞学」の意味・わかりやすい解説

剥離細胞学
はくりさいぼうがく
exfoliative cytology

子宮腟部の擦過標本 (スメア) ,口腔,肺,胃,皮膚表面,腎臓膀胱などからの分泌物 (喀痰胃液,尿など) ,あるいは直接それらの部位を擦過して得られた細胞成分の塗沫標本,さらに腹水,胸水などの体腔液を採取し,遠心沈殿してつくった塗沫標本などを顕微鏡で検査し,細胞の種類を検索する専門分野である。剥離細胞の顕微鏡的検査法は G.N.パパニコローが提唱したもので,特に悪性腫瘍の診断に役立つ。

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