日本歴史地名大系 「副城跡」の解説 副城跡そいじようあと 大分県:宇佐郡院内町副村副城跡[現在地名]院内町副 城山駅館(やつかん)川の支流恵良(えら)川右岸にあり、標高一五〇メートル、平地からの比高約六〇メートルほどの山上にある。天文(一五三二―五五)初年に但馬国出石(いずし)城(現兵庫県出石町)城主越中守某が豊前に来て黒水(くろうず)(現中津市)に居し大友氏を頼った。のち副村に移り城を築いて本拠地とし、副氏を称したという(宇佐郡地頭伝記)。副氏は恵良氏と並び、院内谷の双璧と称された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by