内科学 第10版 「副甲状腺疾患」の解説 副甲状腺疾患(内分泌疾患) (2)副甲状腺疾患 副甲状腺機能亢進症では口渇,多飲,多尿,易疲労感などに加え消化器症状としては高カルシウム血症による悪心,嘔吐,便秘などを認めることがある.また高カルシウム血症によりガストリン分泌の亢進から胃酸分泌の亢進をきたし,消化性潰瘍や急性膵炎を合併することがある.特に難治性潰瘍を繰り返すときはガストリノーマの存在を疑いMENⅠ型の鑑別が必要となる.[安藤貴文・後藤秀実] 出典 内科学 第10版内科学 第10版について 情報 Sponserd by