功徳茶(読み)クドクチャ

デジタル大辞泉 「功徳茶」の意味・読み・例文・類語

くどく‐ちゃ【功徳茶】

路上通行の人に施す湯茶。7月初旬から24日まで仏家で行う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「功徳茶」の意味・読み・例文・類語

くどく‐ちゃ【功徳茶】

  1. 〘 名詞 〙 仏語善根功徳を積むため、路上で通行の人に施す湯茶。七月初旬から二四日まで仏家で行なう。
    1. [初出の実例]「千日の鉦をはひたとたたきたて〈友雪〉 功徳茶わかす薬鑵屋か内〈西鶴〉」(出典:俳諧・両吟一日千句(1679)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android