加倉古墳群(読み)かくらこふんぐん

日本歴史地名大系 「加倉古墳群」の解説

加倉古墳群
かくらこふんぐん

[現在地名]浪江町加倉 下加倉

請戸うけど川河口から六キロ上流の北側一帯に東西に横たわる丘陵上に立地する六世紀の円墳。昭和五三年(一九七八)緊急調査を実施。以前は一〇基ほどあったが、調査時は六基遺存するのみであった。今回は三基が調査対象となった。墳径は八―一二メートル、高さ一―一・六メートルと小規模な古墳のみである。内部主体は横穴式礫槨・木棺直葬である。前者鹿島町真野まの古墳群A二〇号墳主体部と共通するものとして注目されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む