ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「加温栽培」の意味・わかりやすい解説 加温栽培かおんさいばいheating culture 厳寒期に野菜や花卉を安定的に生産するための栽培方法。施設園芸において行われる。一般に暖房機が利用されるが,気温を高める方式と地温と気温を同時に高める方式があり,温度は昼間と夜間により,また作物によって異なる。たとえば,キュウリは昼間 23~28℃,夜間 10~15℃,ピーマンは昼間 25~30℃,夜間 15~20℃が適温である。燃料は一般に石油が使用される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by