加藤三吾(読み)カトウ サンゴ

20世紀日本人名事典 「加藤三吾」の解説

加藤 三吾
カトウ サンゴ

明治〜昭和期の沖縄研究



生年
慶応1年10月6日(1865年)

没年
昭和14(1939)年4月6日

出身地
陸奥国弘前(青森県)

経歴
明治32年沖縄中学の博物学教師となり、沖縄の歴史民俗などの調査結果を「東京人類学雑誌」に発表する。34年沖縄学術研究会を発足させたが、翌35年長崎県の中学に転勤となった。著書に「琉球の研究」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤三吾」の解説

加藤三吾 かとう-さんご

1865-1939 明治-昭和時代前期の沖縄研究者。
慶応元年10月6日生まれ。明治32年沖縄中学の博物学教師となり,沖縄の歴史・民俗などの調査結果を「東京人類学雑誌」に発表。34年沖縄学術研究会を発足させたが,翌年長崎県の中学に転勤。昭和14年4月6日死去。75歳。陸奥(むつ)弘前(青森県)出身著作に「琉球の研究」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android