加藤正明(読み)カトウ マサアキ

20世紀日本人名事典 「加藤正明」の解説

加藤 正明
カトウ マサアキ

昭和・平成期の精神医学者 東京医科大学名誉教授。



生年
大正2(1913)年1月1日

没年
平成15(2003)年3月11日

出生地
東京・四谷

学歴〔年〕
東京医専〔昭和12年〕卒

学位〔年〕
医学博士

主な受賞名〔年〕
ペルー医学者勲章〔昭和58年〕,勲二等瑞宝章〔昭和59年〕

経歴
昭和12年東京帝国大学神経科、16年国立下総療養所勤務を経て、22年国立国府台病院神経科医長、30年国立精神衛生研究所部長、49年東京医科大学精神医学教授、52年国立精神衛生研究所長を歴任。58年東京医科大学名誉教授。富士心身リハビリテーション研究所、日本デイケア学会、日本産業保健学会、日本自殺予防学会、日本臨床死生学会などの理事長も務めた。ストレス研究、メンタルヘルス研究の第一人者として知られた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤正明」の解説

加藤正明 かとう-まさあき

1913-2003 昭和-平成時代の精神医学者。
大正2年1月1日生まれ。国立国府台病院医長,国立精神衛生研究所部長をへて,昭和49年東京医大教授,52年国立精神衛生研究所長。のち富士心身リハビリテーション研究所理事長。薬物の乱用やアルコール関連障害,自殺などの社会精神医学的研究で知られる。平成15年3月11日死去。90歳。東京出身。東京医専(現東京医大)卒。著作に「正常と異常の間」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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