四谷(読み)ヨツヤ

百科事典マイペディアの解説

四谷【よつや】

東京都新宿区,JR中央線四ッ谷駅西側の地名。広義には旧四谷区をさし,1947年牛込区,淀橋区と合併し新宿区となった。駅前の四谷見付は江戸城三十六見付の一つで,当時の石垣が残る。四谷見付から新宿に向けて甲州街道(新宿通り)が走り,沿道は商店街,裏通りは住宅地。四谷4丁目には江戸時代,大木戸があった。
→関連項目大木戸

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世界大百科事典 第2版の解説

よつや【四谷】

東京都新宿区南東部の地名。麴町から続く甲州道中(国道20号線)沿いに発達した地域。地名は街道の両側に四つの谷があるからとも,四谷見附付近は家が4軒しかなかったため四つ家といったともいう。1636年(寛永13)江戸築城の総仕上げの一環として,今もよくその遺構を残す赤坂~喰違(くいちがい)~四谷~市谷~牛込間の外堀,土居,外郭門を建設する際に外郭門を改めて四谷門と呼び,門外から大木戸(四谷4丁目)までを四谷と呼んだ。

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大辞林 第三版の解説

よつや【四谷】

東京都新宿区の南東端にある地名および四ッ谷駅付近の通称。旧区名。甲州街道に沿う商業街。
江戸時代、甲州街道沿いの第一宿として栄えた内藤新宿の岡場所の異名。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

四谷
よつや

東京都新宿区南東部、JR四ツ谷駅西方の地区。旧区名でもあり、1947年(昭和22)淀橋(よどばし)、牛込(うしごめ)の各区と合併して新宿区となった。甲州街道(国道20号)が通り、かつて4軒の茶屋があったこと(四屋が四谷へ)、また、近くに四つの侵食谷があることが地名の由来という。JR四ツ谷駅付近は江戸城外郭の四谷見附(みつけ)が置かれ、当時の石垣が残っている(駅、見附跡とも千代田区に属する)。街道筋は拡幅工事が進み近代的商店街へと変容した。新宿御苑(ぎょえん)に接する四谷4丁目は1616年(元和2)大木戸が設けられた所。四ツ谷駅の南は迎賓館(旧、赤坂離宮)の入口にあたる。東京メトロ丸の内線・南北線が通じる。[沢田 清]

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