加藤猛夫(読み)カトウ タケオ

20世紀日本人名事典 「加藤猛夫」の解説

加藤 猛夫
カトウ タケオ

大正・昭和期の英文学者,西洋服飾史研究



生年
明治29(1896)年1月31日

没年
昭和51(1976)年8月21日

出生地
岡山県倉敷市

学歴〔年〕
東京帝大文学部英文学科〔大正11年〕卒,東京帝大大学院〔大正13年〕修了

学位〔年〕
文学博士〔昭和22年〕

経歴
大正13年以降、日本大学、東洋大学、法政大学教授歴任、昭和26年からお茶の水女子大学教授、大阪大学教授を務め34年大阪大学定年退官、その後武庫川女子大学、南山大学教授となった。著書に「英国の恋愛と結婚風俗の研究」「サッカレー評伝」「英文学と英国精神」「中世紀英国文化史概説」などがある。英文学者のほか西洋服飾史研究家として知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤猛夫」の解説

加藤猛夫 かとう-たけお

1896-1976 大正-昭和時代の英文学者。
明治29年1月31日生まれ。日大,東洋大,法大などの教授をへて昭和26年お茶の水女子大教授,のち阪大教授。19世紀イギリスの詩人思想家などを研究。「十七世紀英国社会とヂョン・ミルトンの思想」「英文学と英国精神」などをあらわした。昭和51年8月21日死去。80歳。岡山県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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