加藤籌子(読み)カトウ カズコ

20世紀日本人名事典 「加藤籌子」の解説

加藤 籌子
カトウ カズコ

明治〜昭和期の小説家



生年
明治16(1883)年6月24日

没年
昭和31(1956)年12月26日

出生地
愛知県豊橋

本名
加藤 かず

別名
筆名=小栗 籌子

経歴
小栗風葉と結婚するが、家庭事情で別居生活をし、明治42年発表の「留守居」や「多事」などを発表。風葉の死後漢詩を多く発表した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤籌子」の解説

加藤籌子 かとう-かずこ

1883-1956 明治-大正時代の小説家。
明治16年6月24日生まれ。33年小栗風葉を夫としてむかえるが,生家両親と夫とがうまくいかず,別居生活をおくる。身辺に取材した「留守居」「多事」などの短編を発表した。昭和31年12月26日死去。73歳。愛知県出身。本名はかず。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android