加藤金平(読み)かとう きんぺい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤金平」の解説

加藤金平 かとう-きんぺい

1800-1866 江戸時代後期の砲術家
寛政12年生まれ。越後(えちご)(新潟県)高田藩士。天保(てんぽう)12年(1841)藩命高島秋帆に,のち下曾根金三郎にまなぶ。帰藩して大砲鋳造,銃隊の編制など兵制改革にあたった。第2次幕長戦争に砲隊長として出征し,慶応2年6月14日戦死した。67歳。本姓遠山。名は直竜。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android