加賀蓑(読み)カガミノ

デジタル大辞泉 「加賀蓑」の意味・読み・例文・類語

かが‐みの【加賀×蓑】

加賀国から産出した。細い草で作り、上に萌葱糸もえぎいとの網を掛けた上品なもの。武士粋人が着用した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「加賀蓑」の意味・読み・例文・類語

かが‐みの【加賀蓑】

  1. 〘 名詞 〙 加賀国(石川県南部)で作られる上等な蓑。細い草を用いて作り、肩から背の部分に、萌葱(もえぎ)の糸で編んだ網をかけた。
    1. 加賀蓑〈金々先生栄花夢〉
      加賀蓑〈金々先生栄花夢〉
    2. [初出の実例]「此中買ふた、加賀蓑(ミノ)を出しおれ」(出典談義本・教訓雑長持(1752)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む