加須屋貞蔵(読み)かすや ていぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加須屋貞蔵」の解説

加須屋貞蔵 かすや-ていぞう

1842-1863 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)13年生まれ。文久3年大坂警備にあたる因幡(いなば)鳥取藩の雇いとなる。姉小路公知(あねがこうじ-きんとも)暗殺事件を機に,朝廷から藩に宮門警備を命じられたが,その要員選出にもれたのをうらみ,京都で尊攘運動奔走。藩に監禁されかかったため,文久3年8月25日自刃(じじん)。22歳。大坂出身。名は武門

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android