労働集約産業(読み)ろうどうしゅうやくさんぎょう(その他表記)labour-intensive industry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「労働集約産業」の意味・わかりやすい解説

労働集約産業
ろうどうしゅうやくさんぎょう
labour-intensive industry

一定の産出量を生産するのに技術的に必要とされる生産要素のうちで,労働の投入割合が他の生産要素に比較して高いタイプの産業繊維,雑貨などの軽工業,サービス産業などがその例。また重化学工業は軽工業よりはるかに資本集約的であるが,そのなかにあって機械工業化学工業に比べると相対的に労働集約的といえる。近年は機械設備の合理化が進み,繊維,機械工業などはこの範疇からはずれる傾向もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む